校長からのメッセージ 3月7日
2022年3月7日
「2年生 道徳の授業」
今日は、2年生の道徳の授業を見に行きました。
教材文の「ありがとうの絵」というお話を読んで、「ありがとう」と思える心について考えていました。
主人公の男の子はピーマンが苦手です。がんばって食べましたが、全部は食べられず残してしまいました。
お友達に、体にいいから残さずに食べるといいよと言われましたが素直に受け入れられず、気まずい雰囲気のまま家に帰りました。
そこで、なぜもやもやした気持ちになったかを考えました。
・気まずい雰囲気のまま帰ってきてしまったから。
・ピーマンをがんばって食べたのに注意されたから。
などの意見が出されました。
その後、お父さんに「ありがとう」と思う気持ちを絵にかいてごらんと言われました。
お父さんも絵をかいて見せてくれましたが、それは子供のころお父さんにしかられて泣いている絵でした。
そして、泣いているけれどそのときしかられてよかったと思っている、大切なことを教えてもらって感謝しているというお話をしてくれました。
男の子は、もやもやしていた気持ちがだんだん晴れてきました。
そこで、なぜ気持ちが晴れたのかを考えてワークシートに書きました。
表面では足りず、裏面にまで続けて書いている子もいました。
主人公の気持ちを考えて、よく書けていますね!
・お友達は自分のことを考えて言ってくれたことに気付いたから。
と多くの子が書いていました。
最後は「相手はどんな気持ちで注意してくれたのか?」を考えました。
だれかに注意されて、教えてくれて「ありがとう」という気持ちになれたら素晴らしいですね。
よくないところは次から改めていこうと考える2年生に感心しました!
校長 小林 美也子