校長からのメッセージ 11月10日
2022年11月10日
「4年生 障がい者理解教育」
11月7日(月)に「障がい者理解教育」について出前授業をしていただきました。
対象は総合的な学習の時間に「福祉」について学ぶ4年生です。
はじめに「盲導犬」について学びました。
視覚障害のあるAさんが、盲導犬について詳しく教えてくださいました。
盲導犬は全国で900頭くらい、調布市ではこの1頭のみとのことでした。
盲導犬は「段差を教える」「左に曲がる」「障害物をよける」ことを教えてくれます。
盲導犬を見かけても、お仕事中なので、「目を合わす」「声をかける」「なでる」ことはしないでくださいとのことでした。実際に歩く様子も見せてくださいました。
「あったらよいと思うの物は?」という質問に、「安全な道」と回答されました。日頃から歩道がない道や曲がりくねった道が多く、苦労されているようでした。
次に四肢体幹機能障害で車いす生活をされているBさんから、日常生活における苦労やご自身がなさっている工夫についてお話を伺いました。
お話を伺ったあとは、障害は「どこ」にある?という紙を見て、グループで話し合いをしました。
何が「障害」だか分かったでしょうか。
「困っていることは?」という質問には、「ブレーカーが落ちたときに、自分でブレーカーを上げることができないことです。」と回答されました。生活される中で、大変多くのご苦労があることが分かりました。
この日はゲストティーチャーをお迎えして、実際にお話をお聞きすることができ大変勉強になりました。
これから正しい理解と支援をしていけるよう、多くのことを学んでいきましょう。
校長 小林 美也子